天気がやっと晴れや春の気温に替えて、丈夫な植物である茶樹が回復する。
従って、静岡の新茶や次々と登場し始めた。とは言え、今日も、また、鹿児島産の新茶を紹介する。
志布志市の深蒸し煎茶。
100g/1000円の商品にしては、かなりうまい。だけだったら、鹿児島の新茶を今まで十分に紹介したので、もう面白くない。本日の煎茶は他の特徴があるわけ。
やぶきた品種100%で生産されたお茶です。
さて、「やぶきた」は全国栽培面積の8割近くを占めている。だったら、このお茶には何が興味深いですかと読者が思うかもしれません。
鹿児島県はあさつゆ品種系の早稲種の王国なんです!特に、ゆたかみどり品種がメイン。鹿児島県は一番やぶきたを使わない都道府県です。ようは、やぶきた100%の鹿児島産煎茶を飲むことは稀だ。しかも、本日の新茶は本当に美味しいです。
外観はこの値段帯の深蒸し煎茶にしては結構綺麗だと思う。細かい葉があれば、ちゃんと細くよれた葉もあります。色は綺麗で、艶はある。
淹れてみたら(30sで十分)、水色はなかなか悪くない。さえみどり、ゆたかみどり、あさつゆ等で出来たお茶ほど綺麗な濃厚な緑色は出ないが、まー綺麗。
飲んでみましょうか。
なかなか美味しい。渋味と甘味のバランスがほど良くとれて、新茶らしい青い香りが漂ってくる。
飲みやすい。この間紹介した新茶(さえみどり、ゆたかみどり、あさつゆ)の濃厚な甘味と違って、このやぶきたの甘味は大人しい。実際は、鹿児島茶のちょったしたクセのある甘い味わいの苦手の方には、この新茶は大変お勧め。静岡のお茶だと言われたら、驚かないほど、鹿児島らしくない。
この変わった特徴で、面白い新茶ですが、とにかく美味しい!
駿河路や 花橘も 茶のにをひ
芭蕉
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