駿河路や 花橘も 茶のにをひ
                
                芭蕉

2010/01/27

日本茶って何?

この質問に単純に答えると、日本で栽培・製造されたお茶です。
もうちょっと詳しく言えば、緑茶だと言っても、殆ど正解。日本で製造されているお茶の99.9%は緑茶だけど、紅茶や烏龍茶もほんの少し生産されている。

でも、そういえば、緑茶、紅茶など、何が違うの?
基本的に、お茶たちはみんな同じ木を原料として生産されている。「チャ」という木はツバキ科に属している植物です。「Camelia Sinensis」という。とても大ざっぱに分けると、小葉種である中国種(Camellia Sinensis Sinensis)と大葉種であるインド種(Camellia Sinensis Assamica)が共存する。

つまり、緑茶、紅茶、烏龍茶などとの違いは製法に存する

紅茶は醗酵茶と言うのだが、実際は、醗酵ではなく、酸化が行われている。摘んだばかりの茶葉(チャヨウと発音する!)を100%酸化させてから、揉んで、乾燥させる。

烏龍茶は半醗酵茶と言う。酸化酵素の働きを途中で止める。

緑茶は不醗酵茶と言う。 茶葉を摘んで、すぐに酸化酵素の働きを止める。そうする為、中国で茶葉を釜で炒る。日本では、もし釜炒り茶は少し存在すれば、蒸気で酸化を止めた蒸製の緑茶の方が圧倒的に多い。

実際に醗酵されたお茶もある。それは中国の黒茶(プアール茶など)。後醗酵茶と言う。日本にも、こういうタイプのお茶もある(碁石茶、阿波番茶など)。

要に、日本では、様々なお茶があるのだが、蒸し製 の緑茶がその代表と考えていい。

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