この質問に対して、一般的にみんなが「静岡」、「京都」って答えるでしょう。少しお茶のことに興味のある方が、「鹿児島」、「八女」というかもしれないし、関東の方が「狭山」とも答えるに違いないでしょう。
これらは勿論全部正解です。
だが、実際は大阪府や北海道以外に、お茶は全国に栽培されています。さらに、北海道までにも茶の木があるそうです。青森県には、お茶を造っている農家もいますが、それはあくまでも経済的な栽培ではないし、茶畑といえるものがない。でも秋田県には茶畑がありますが、経済的な栽培ほどではないです。
北限の経済的なお茶栽培は新潟県の村上市あたりにあります。「村上茶」と言います。
栽培面積から見ると、茶産地の規模ということは驚くほど面白いです。
1位はやっぱり案の定静岡県になり、平成19年に41.3%を占めていた。
2位の方は多分びっくりする方が多いと思います。17.7%で、鹿児島県です。
3位はきっとさらに意外な事実。三重県です(6.8%)。
さらに、さらに、4位と5位は熊本県と宮崎県になります(3.4%)。そうですよ、東国原さん!宮崎はマンゴとチキンだけじゃないですよ!お茶のこともちょっとPRさせて頂きたいですが...
6位になると、やっとあたり前の生産地が登場します。福岡県、八女茶に産地(3.3%)。
7位に至ると、京都府がやっと出てきます。栽培面積のただ3.2%を占めているということは驚くべきでしょうね。
8位埼玉県(狭山茶)、2.3%
まだまだありますがここやめます。
伝えたいのは、全国に素晴らしいお茶があることです。ただ、ブランド化されてない産地のお茶が全然普及されていない。規模の大きい方は、合組み(ブレンド)の中に入ります。小さい産地のお茶は地元の境を越えることは残念ながらめったにありません。
関東のかたにはとても身近な都道府県にも銘茶がありますが、殆どだれにも知られていない情報です。神奈川県には足柄茶があります。茨城県には猿島茶や久慈茶などがあります。めっちゃ面白い煎茶がそこに生産されています。
生産地が有名からこそお茶は必ずうまいとは限らない!日本のどこにも美味しいお茶も不味いお茶もあります。
京都、静岡など有名な生産地には頑張っている茶農家がいたら、神奈川県、三重県、新潟県、岐阜県(美濃茶、白川茶)等などにも大変頑張っている生産者も沢山います。
ブランド茶にこだわることは面白くない。美味しいお茶にこだわる方が奥深いです。全国にあるからね。
筆者はあまり知られていない産地の素晴らしいお茶を飲むこと は大喜び!その茶産地の多様性は絶対に守らなくてはならない宝だと思います。
駿河路や 花橘も 茶のにをひ
芭蕉
2010/01/31
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